耳鼻科の病気は子供に多い？

一般に中耳炎や副鼻腔炎は子供に多く､ｱﾚﾙｷﾞｰ性鼻炎も小児期に発祥する事が少なくありません｡
当院ではこれら小児疾患の治療に積極的に取り組んでおります｡
お子様の健やかな成長のお役に立てるよう､予防のための適切なｱﾄﾞﾊﾞｲｽを行います｡

症状と治療法

急性中耳炎

症状は激しい耳痛､発熱､耳漏､難聴､耳閉感ですが､乳幼児では耳をいじってむずかることがｻｲﾝとなることもあります｡抗生物質の内服､重症例では鼓膜切開を行います｡

副鼻腔炎

頬部や前頭部が痛み､膿性の黄色い鼻汁がでます｡
鼻閉や後鼻漏（鼻汁がのどに流れ落ちる）､小児では痰の絡んだような咳（横になると悪化する）もみられます｡ﾏｸﾛﾗｲﾄﾞ系の抗生物質の内服､ﾈﾌﾞﾗｲｻﾞｰ療法を行います｡

ｱﾚﾙｷﾞｰ性鼻炎

鼻から吸引されたｱﾚﾙｷﾞｰ物質により､くしゃみ･水様性鼻汁･鼻閉が生じた状態です｡抗ｱﾚﾙｷﾞｰ薬の内服､点鼻､ﾈﾌﾞﾗｲｻﾞｰ療法を行います｡